2019年4月1日 ジェノコンシェルジュ京都株式会社は、HLAタイピングアルゴリズムの評価とHLA遺伝子配列データベースの構築に関し京都大学と共同研究契約を締結しました。 HLA型の正確なタイピングは、臓器移植における臓器提供者の選択、iPS細胞を利用した再生医療などにおいてとりわけ重要です。また近年、がん免疫療法やテイラーメイドがんワクチン療法においても、投与前効果予測やワクチンの設計においてHLA型が重要であることが明らかになっています。このたび、ジェノコンシェルジュ京都株式会社は、京都大学医学研究科附属ゲノム医学センターで開発されたHLA型判定アルゴリズム「HLA-HD」のさらなる改良やタイピング制度の向上に向けた研究開発を行い、さらに高機能のHLA-HDの研究開発とHLA遺伝子のデータベースの構築を行います。この共同研究により、バイオ関連・製薬企業のがん免疫・ワクチン療法や創薬研究をはじめとするゲノム医学研究の大きな進展への貢献が期待されます。
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ジェノコンシェルジュ京都株式会社は株式会社島津テクノリサーチと試験委受託契約を締結しました
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京都大学医学研究科附属ゲノム医学センター内に弊社と京都大学の共同研究ラボを開設しました